FC2ブログ
N4邸 7
0438.jpg
暫くご無沙汰でしたが、ガイア・アソシエイツで設計した住宅の改修(N4邸)の続きです。

この住宅は地下1階地上4階です。
地下1階から3階まではエレベーターがあります。
(本当は今回の改修で4階までエレベーターを延長してほしい、ということでしたが、諸条件から無理でした。)
階段は3階までは一気に上がり、4階には少し離れた所から上がります。

以前書いた通り、外壁→玄関壁→階段壁、と外壁と同じタイルが3階まで続いており、建築に一体感・連続感を持たせています。
階段室最上階は、改修前から大きな天窓になっており、ひとつのクライマックスを演出しているようでした。
けれども、夏はとても暑いだろうと思われたので、天窓の外側にもう一重省エネガラスを設置し、内側に電動ブラインドを設けました。
見栄えは良いけれど、天窓というものは何かと要注意です。
0443.jpg
次は便所に関して。
あちこちに便所がありますが、小部屋になるぐらい広い所は床暖房を設置しました。
居間・食堂のある階のよく使う便所にはエアコンも設けました。
床はまるでフローリングのようなタイル(本当のフローリングは水回りには向きません)、壁・天井は清涼感のあるガラスモザイクタイル貼りとしました。
(天井にタイルを貼るのは案外珍しいのでは。)
写真では分かりにくいですが、小空間でありながら意外性のある空間になりました。
0431.jpg
続く。

KS

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2018/07/18 08:00] | N4邸 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ANOTHER WORLD UNVEILED
異界出現
内藤正敏という写真家の「異界出現」という展覧会を東京都写真美術館で見てきました。

私はあまり写真家の作品に興味は無いのですが、このお方の展覧会のチラシ(↑)を見てビビッときました。
右上の女性を見てください。
このヘンテコな構図も最高でしょ!

上記の「異界出現」の文字をクリックしてもらうとこのお方の作品をいくつか見ることができます。
初期はSF写真のようなものを撮っていましたが、その後は民間信仰・遠野物語・幻視などをテーマに民俗学的な作品に移行します。
写真(作品)を見ていると、学術的記録でもないし、おどろおどろしいだけでもないし、何かポップなニュアンスも感じました。
ということで楽しめたのですが、特に良いと思ったのは意外にも初期のSF的作品でした。
デザインとして今でも使えそうです。

7/16(月)までやっています。

KS

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2018/07/13 07:37] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
JAZZ WORLD BEAT 2018
JAZZWB2018_1000x380[1]
JAZZ WORLD BEAT 2018」に行ってきました。
昨年もけっこう楽しめたので今年も、ということで。
出演者が違うようなのでその点もOK。
メンツを見て、今年も小ホールでやる昼の部(アフタヌーン・サロン・ジャズ)のみにしました。
(小ホールはステージが近いし、安いのでこれもOK)

このコンサート、JAZZ MEETS WORLD MUSICといった趣旨のようです。
ジャズは死んだ、と言われて久しいですが、最近は「世界の音楽」との交配を進めているのかな?
が、去年の昼の部の出演者、ジャズとしては異質でしたが、あまりワールド・ミューシックには出会っていないような人達も・・・。
まあ、オリジナリティーがあって面白ければ良い訳で、趣旨を理解していない出演者もOKかな。
いずれにせよ「アフタヌーン・・・」という生ぬるいタイトルに騙されてはいけません。
かなり異質で前衛的なコンサートなのです。

さて、今年・・・
最初はTOKYO DJANGO COLLECTIVE+北床宗太郎
アコースティック楽器のみで、ギター2本、ベース、ヴァイオリン。
ジプシーっぽいジャズのようですが、私はジプシー音楽が好きではないので・・・。
小奇麗で、ホテルなんかのBGMのようでもありました。
IMG_0347.jpg
2番目は喜多直毅&黒田京子デュオ
ヴァイオリンとピアノ。
具象画と抽象画とが混然一体となったような奇妙な音楽でした。
好みではないけれど、日本人には少ない独自路線炸裂なので良いのでは。
IMG_0349.jpg
3番目は仲野麻紀WITHヤン・ピタール
サックス(時々ボーカル)とエレキ・ギター(時々ウード・時々妙なヴォイス)のデュオ。
サティやアラブ系の曲、日本の民謡などを演奏。
日本の民謡をやらなければ好みかな。
リズムボックスのようなものを使っていたのが残念でした。
せっかくの生のステージ、それだとストリート・ミュージシャンの芸のような印象になってしまいます。
IMG_0351.jpg
4番目は岩川光トリオ
ケーナとピアノとアコーディオン。
この楽器の組み合わせだと期待薄かと思いましたが、一番良かったでした。
浮遊感のあるなかなか良い曲をやっていました。
アコーディオンもシャンソン的にならず、ケーナもフォルクローレ的にならず、これなら聞けると思いました。
IMG_0353.jpg
アンコールは3番目と4番目のグループが合体してセッション。
これもスペーシーで良かった。
感情移入できる曲というのは、ジャズではなく、やっぱりロックやクラシックなのかな、と思いました。
(そんな曲だったのです。)
IMG_0354.jpg
ところでステージ・デザインですが、FRPの屋外用の椅子みたいなオブジェが散在していましたが、イマイチ散漫。
凝ってなくてもかっこいいステージもあるし、頑張っていてもそれほどよくない場合もあります。
一度こういう仕事もしてみたいなあ、なんて思いました。

さて、私は来年も行ってみようかな。

KS

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2018/07/08 08:23] | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
TURNER AND THE POETICS OF LANDSCAPE
ターナー
ターナーの「ターナー 風景の詩」展を見てきました。
会期ぎりぎり(今後も地方巡回はあるようです)だったので、平日ですがかなり混んでいました。
EVホールから並んでいる行列を見て、ちょっとひるみましたが、せっかく来たんだし・・・、と気を取り直して会場へ。

ターナーといえば(自分としては)水彩画!というイメージでしたが、それだけではありませんでした。
水彩画も透明水彩、不透明水彩の併用、油画、銅版画、鋼版画、その他いろいろな画材を組み合わせて、常に研究していたもようです。あくなき探究心と実験の繰り返し。
この生涯にわたる研究の成果が、風景画に凝縮されているのであります。

200年ぐらい前の人なので、もちろん画像を加工したりできないわけですが、ほんとに感心してしまうのは、直径15センチぐらいの小さな風景画の中に、ものすごい雰囲気と奥行がちゃんと描かれているのです。
一枚の平面の中に広がっている奥深い風景。
なんだかこう、静かに満たされた気持ちになっていました。

早苗

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2018/07/04 07:48] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ISLE OF DOGS
犬ヶ島
ウェス・アンダーソン監督の映画「犬ヶ島」を見てきました。
ブログで時々映画の事を書いていますが、映画館で映画を見るのは本当に久しぶりです。
この監督の映画は好きなのでほとんど見ていますが、映画館では初めてです。
映画の性格上、(大画面の)映画館で見るほどでもないかと思ってたのです。
それじゃ今回なぜ行ったの、と言われると困りますが、別に理由は無いのですね。

結果から言うと、映画自体はウェス・アンダーソンのものの中では低いランクではないでしょうか。
ここ数作がとても良かったので少し残念でした。
行って損した、て言うほどでもないところが微妙です。
(この微妙さはどの作品にも多かれ少なかれ漂っています。)

また、メジャーな映画を期待して行った人、アニメーションだから見に行った子供はどちらもオオコケだったと思います。
いつもオフビートな作風なので、基本的にはインディー好き向けでしょう。
そういった点では今まで通りでした。
登場人物(犬)に感情移入できないところも。

映画の舞台は近未来日本です。
日本映画が好きらしいウェス・アンダーソンと言えども、欧米人から見たステレオタイプの日本が目白押しでした。
(日本映画が好きでも日本が好きだとは思えないシニカルさです。わざとかな?)
我々が〇朝〇のニュースを見て感じる異質感のようなものを、欧米人は日本に対して今でも感じているのでしょうか。
「ティファニーで朝食を」に出てくる日本人(ユニオシ氏)とあまり変わっていない印象でした。
筋は単純明快なので割愛です。

さて、この監督は映像にも特徴があります。
シンメトリーなどを強調した象徴的な画面構成や独特な色彩感覚です。
画面構成はこれでもかという感じでしたが、残念ながら色彩はどよーんと暗い。
これも日本の印象なのかもしれませんが。
(古い日本の白黒映画の見過ぎかも。)

「犬ヶ島」は以上でおしまい。

■久々に映画を見に行って感じた事■
平日だったからか、客は数人しかいませんでした。
まるで貸切のようでそれはそれで良かったです。
やっぱり映画を見るのは映画館が一番。
家なんかで小さな画面でチマチマ見るのはもったいない。
じゃあ、なぜ映画館が空いているのか。

ひとつには値段が高すぎ。
色々な割引もありますが、基本的に得をするのは学生・女性・高齢者・ハンディキャッパー。
(それでも相対的に安いだけですが。)
そこから外れると、前売でも買わないと行く気がしない金額です。
安くならないならプログラム付にでもしないと。

また、前に座高の高い姿勢の良い人が座ったら最悪だし・・・。
音を出して飲み食いできないし・・・。
始まったら便所を我慢しなければならないし・・・。
客が少ないと冷房が効きすぎて寒かったし・・・。
全席指定だと何度も見れないし・・・。(そんな気になることはあまりないけれど)
高い金払って作品がハズレだったら・・・。
客が少ないからか上映期間も短くなっていて、見に行こうと思ったらもうDVD発売・・・。

映画館は案外リスクだらけ。
抜本的改善が無いと、やっぱり家でマッタリ見るのがいいのかな、て思ってしまいますよね。

KS

このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2018/06/29 08:16] | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>