![]() 世田谷美術館で「アフリカ現代美術コレクションのすべて」を見ました。 いわゆるアフリカの伝統的な作品とは異なる新しい作品を鳥瞰するような展覧会でした。 次の写真のようなポップなものもありますが、大地に根差したような重量感のある作品もあります。 ![]() アフリカの民芸品のイメージとは違うのですが、世界観には共通するものがありそうです。 西洋よりも文化の継承を根強く感じます。 作品数も多く多彩なので結構楽しめることと思います。 (でも今時アフリカをアフリカ一言で括るのはちょっと無理があります。) 同時開催の企画展のチケットで見られるので、企画展のついでに見ると良いですよ。 4/7まで。 KS |
![]() 今年もめぐろ区民キャンパスの「MIFA国際交流フェスティバル」をのぞいてみました。 近くの大使館なども参加して、舞台、講習、お店、屋台などを通して国際交流をする、というものです。 当初は、いったい何のために何をしているのかよく分からなかったのですが、今回は14回目だそうで、板についてきています。 今年は家族に2人の仲間を加えて5人で潜入してみました。 ![]() 民族衣装に身を包んだいろいろな国の人たちが、その国の小物や料理を売っています。 コーヒーも無料で飲めます。(確か去年までは有料だった?!) ![]() 大使館職員風の人も、お店で働いています。 みんななんだか楽しそうです。 ![]() 今回は大ホール舞台ものぞいてみました。 フィリピン舞踊をしていましたが、インターナショナルスクールの小さな生徒さん達が踊っています。 放課後みんなで練習したそうです。 ![]() 今回初めて小ホールの「MIFA活動展示」というイベントものぞいてみました。 さっき大ホールで見た、フィリピン舞踊のバンブーダンスを見よう見まねで踊っている人たちもいます。 台湾茶道や太極拳の案内もありました。 世界クイズもあり挑戦しましたが、3/4正解でした。 他にも「日本語で話そう!」というコーナーもあり、志願した世界各地の人ひとりづつと日本人(1人-2人)がたわいもないおしゃべりを楽しむ企画です。 わたしたちも参加してみましたが、中国人の女性と恐竜や不動産の話で盛り上がりました。 結構楽しかった! ![]() 屋外の芝生で各国料理の屋台も出ていました。 今年もケバブを売ってる、売ってる! 去年も買ったこの人から、今年もまた買ってしまいました。 ソースにもうちょっとバリエーションがほしいなぁ。 ![]() いろいろな各国料理を少しづつ食べて、おなかいっぱい! お天気もよかったので、盛況でした。 早苗 |
![]() ディーゼル渋谷の地下1階の小さなDIESEL ART GALLERYでトーマス・ドイルの「HOLD YOUR FIRE」という展覧会を見ました。 トーマス・ドイル君はアメリカの中年の作家のようです。 作っているものはミニチュア・アートです。 簡単に言えば小さな風景模型のようなものです。 つい模型と呼んでしまったのは、縮尺が作品の中で整合しているようなので、そう感じたのです。 ![]() 家がぶっ飛んでいる派手なものもありますが、一見どうってことないようなものもあります。 けれどよく見ると、プラモデルや鉄道のオタクが作っているようなジオラマとも違うし、建築オタクが作っているような建築模型とも違います。 模型で語られているストーリーや主張がしっかりとあるから、作品として成立しているのでしょう。 このようなものを「芸術」作品と呼んでしまうのは、案外コロンブスの卵かもしれません。 思わぬものが思わぬ形で市民権を得てきます。 作品は、世相を反映した不穏な内容のものもありますが、じっと見ているとユーモアも染み出してきます。 その辺り、ドゥエン・ハンソンに通じるものを感じます。(作られた人形のサイズが50~100倍ぐらい違いますけどね。) 次の作品は、子供達が楽しそうに家の前で遊んでいますが、その廻りには塹壕があって軍隊が展開している、というシニカルな風景です。 よくできてるなあ、などとじっくり見ているうちに、アレッと気がつく仕掛けです。 ![]() 少し気になったので、近くを通った時にもう一度会場に行ってみました。 ちゃんとメイキング映像を見てみると、人形は市販の物を(手足を切断して向きを変えたり)改造して色を塗っていました。 プラモデルマニアが、自分の好みのポーズの兵隊人形を作る際の手法と同じじゃないかと思います。 ![]() それなら、これ、皆さんも簡単に作れますよ。 面倒なら、家にあるガラクタや出来合いのフィギュアや模型などを組み合わせて、広口ビンにでもぶち込んだらいいですからね。 改造したり色を塗ったりしなくてもOK。 アイデア次第で面白い物語も作れそうです。 2/13まで無料で開催されているので、(わざわざ行くことはないですが)近くを通ったら寄ってみると楽しいですよ。 KS |