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遥かなる音盤 1
レコードが復活しています。
チャンス到来とばかり、ジャケット・デザインの良いレコードを数枚残して全て売り払いました。

プレーヤーはとっくの昔に処分したので、古いレコードをどうしようか困っていたのです。
捨てるのももったいないので、また価値が上がらないかな~とセコく待っていました。

幅90cmぐらいの本棚一段に納まっていたものなので、それほどの枚数ではありません。
けれども、それが中学から大学初めぐらいまでに買うことができた全てです。

ということで、レコード処分記念として、レコードにまつわるオモヒデを書いてみたいと思います。

実は僕はレコードが大嫌いでした。
まずは扱いが面倒なこと。
馬鹿丁寧に扱わないと、大嫌いなスクラッチ・ノイズが入ります。(ブチ・・・ブチ・・・ブチ)
丁寧に扱っていてもスクラッチ・ノイズが増えていきます。
レコード・クリーナーで毎回拭かないとダメだし、拭いてもイマイチ効果なし。
(父の真似をしてフーフーとホコリを吹いていたら、口の中の食べかけの竹輪を吹きかけてしまった事もありました。)

また、聴いている時に静かにしてないと針が飛びます。
(弟が騒いでいると危なくて聴けませんでした。)

レコード針の掃除や交換も必要です。
針をレコードに乗せるのも神経を使います。
父のプレーヤーはマニュアルだったので、何度も失敗してレコードに傷を付けました。
するとそれがスクラッチ・ノイズになります。

回転数も切り換えないといけません。
一度、新しいバンドのLPをずっと45回転で聴いていた、なんて事もありました。
要するに、オタク的にこまめな事が僕には不向きなのです。

レコードの良い点は、LPだとジャケットが30cm角で大きい事。
CD時代になって気が付きましたが、ジャケットのデザインは重要です。

僕は、アルバムをジャケットのイメージで把握しています。
それが無いと途端にアルバムの識別がしにくくなります。
つまり、ジャケットを知らずにアルバムを聴いても、まとまったイメージ作りがしにくい人間なのです。

僕が初めてレコードを買ったのは確か中学に入った頃。
なぜかチャイコフスキーの交響曲「悲愴」でした。
ニュー・ロックの嵐が吹き荒れている良き時代。
わたしゃ何をしていたんだ。
それでもレコードは子供にとって高価なので、考えに考えて買ったと思います。
悲愴-1
丁度その頃、科学と学習の学研がサイエンスエコーとミュージックエコーという雑誌を売り出しました。
中学校にも売りに来ていました。(それで知ったんですが・・・)
何とミュージックエコーには(クラシックですが)レコードの付録が付いている、ということでした。
それもソノシート(へなへなのレコード)じゃなくて、ちゃんとした黒いレコードです。
LPではなくて小さめのレコードではありましたが、自分で初めて買ったLPと合わせて2枚になるのがうれしかったのを覚えています。

中学の音楽の名物先生の授業がとても面白かったせいで、みんなクラシックにはそれほど抵抗はありませんでした。
早速友達と購入して、家で聴いてみました。
ボロディンの「中央アジアの草原にて」だったと思います。
メロディーが気に入って何度も何度も聴きました。

雑誌自体はクラシックの退屈なお勉強記事が中心でしたが、どういう訳かプロテスト・ソングの楽譜がたくさん付いていたり、深夜放送の記事があったり(時代の息吹を感じましたが)意味不明な構成でもありました。

続くかもね。

KS

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[2019/01/30 08:16] | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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