FC2ブログ
ROMANTIC RUSSIA
IMG_0768-1.jpg
BUNKAMURAザ・ミュージアムで「ロマンティック・ロシア」展を見てきました。
18世紀から21世紀までのロシアの具象画の展覧会なのですが、何も考えずに行った割に収穫でした。

上の写真の有名な「忘れえぬ女」。
馬車の上から挑むようなまなざしをこちらに向けています。
何を言いたいのでしょう?
「だからなによ!」でしょうか。
「あなたってそういう人なのね!」でしょうか。
なんとなく、いいことはいってもらえそうにありません。
それでも彼女のまなざしは印象に強く残り、忘れられなくなるのです。

他にも「月明かりの夜」の白いドレスの女の人など、この世のものとは思えません。
そういう美女ばかりではなく、仕事にいそしむ農民や市井の人々描かれており、おもわずじっと見入ってしまいました。
月明かりの夜
しかし私が一番感心したのは、風景画です。
すごくうまい!
構図といい、雰囲気といい、これほど完成度の高い風景というのは、なかなか描けないものです。
樹々も、空も、水も、息づくように描かれています。
何より、光と影のコントラストが絶妙に描かれていて、絵の中に吸い込まれそうです。
だけど、近づいてじっと見ると、そんなに細かく描かれているわけではなく、けっこう粗いタッチです。
その辺がスーパーリアリズムとは異なるのですが、説得力は抜群!
正午、モスクワ郊外
人はどうして風景画を描くのか?
きっとそれは、あまりに美しい風景に出合った時に、それをもうしばらくでいいから残したい!と思うからでは?
すぐに移ろう時間の中で、今自分が見ているものを、キャンバスに描きとって残したい!
それが動機なのではないでしょうか。

特にロシアのように、自然が雄大で美しいとそんな気持ちになるのでは?
1/27(日)までやってます。

早苗


このブログが気に入ったらクリックしてください!

[2019/01/04 07:41] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<役に立たない機械をつくった男 | ホーム | 百段階段 3>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://gaia2009.blog83.fc2.com/tb.php/705-7281873f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |