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HYPER LANDSCAPE
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ワタリウム美術館で、梅沢和木とTAKU OBATAという人の「HYPER LANDSCAPE こえてゆく風景展」を見ました。
まず驚いたのは、久しぶりのワタリウムの外観がボロボロに汚れていたことです。
まるで小火(ぼや)でもあったみたい。

受付で、何があったのか思わず聞いてしまいました。
答えは、以前の展覧会で外壁に作品的に貼ったものを綺麗に剥がしきれていない、とのこと。
でも本当にこのまんまでいいのかな。
設計したマリオ・ボッタ君も泣いてるぞ。
この建物の実施設計・施工段階での苦労は、当時身近で見聞きしていたので、良い状態で維持してほしいものです。

それとは別に、上の写真を見て改めて「えーっ」と感じたことがありました。
この建築の外観は格好いいのに、廻りの建物の中に埋没していたのです。
構成要素によって分割されたファサード・デザインがここの特徴です。
が、それが仇となって建築のスケール感が分断されてしまい、チンマリ感じられるのです。
建物の大枠の輪郭がはっきりしない、と言うかまるで周りの建物の一部のよう。
全部黒にでも塗れば存在感が出てきますけどね。

さて、展覧会です。
何の予備知識も無しで見たのですが、2人とも若手のお方のようです。
梅沢和木の作品は、PC上の画像をたくさん集めてコラージュし、そこに絵具で手を加える、といった手法です。
見た目にノイジーな出来栄えは、何かのアニメ(映像?)作品で見たことがあるような既視感がありました。
IMG_0659.jpg
背景の壁のグジャグジャも、この人の作品を壁紙のように貼ったものです。
部屋中これだと勉強ができない人になりそう。
撮影禁止で写真は無いのですが、アナログ立体パソコンと呼べるようなものがありました。
これは実際に見てほしいです。(ちょっとアホくさいけど)
IMG_0660.jpg
向いあって立っている赤いミシュラン人形みたいなのはTAKU OBATAの作品です。
手前の白い円盤を頭に乗せた方は人間より大きいです。
IMG_0664-2.jpg
僕が気に入ったのはこのヘンテコ人形。(これが美術館に行こうと思った理由)
芸術作品というよりもコスチュームとしてかな。
実際、これを小さくして黄色く塗ったフィギュアが売られてました。
勿論買わなかったけど、実物大で中に入れるなら欲しいかな。
IMG_0662.jpg
どちらも、今風作品の潮流のひとつと言えるかもしれません。
けれど残念ながら、こういうものから芸術の喜びはあまり感じられませんでした。
現代都市生活をしていると「もう分かった。そういう感じ十分知ってるよ。ハイパーなんだろ。」となるからかもしれません。
見て廻っている分には面白いですけどね。

この展覧会は12/2(日)までやってます。
ワタリウムは外苑前の小さな美術館ですが、建築見学を兼ねて一度は行ってみると良いかもです。
できた時は少し評判になりました。
原宿や表参道からでも散歩の距離です。(原宿の裏道は昔からグチャグチャなんで注意)
変なものをおいた売店もありますよん。

KS

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[2018/11/12 08:02] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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