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EXOTIC MODERN
EXOTIC MODERN-1
東京都庭園美術館で「エキゾティック×モダン」展を見てきました。
「アール・デコと異境への眼差し」という副題通り、単なるアール・デコ展ではなく視点を工夫しているみたいです。
異文化の国々や植民地からの影響を作品に探した展覧会と言えるのではないでしょうか。

当時というのは20世紀初めです。
作品にはどうしても差別的な表現もあり、作品と言えども気になるものもありました。
パリでは植民地博覧会などというものも開かれていたようです。
しかし、アンドレ・ブルトンなどのシュールレアリスト達は、それに反対してみんなに行かないよう運動していたそうです。
これは拍手ですね。
('70大阪万博でも若者の反対運動がありました。)

展示作品はどうだったか、というと僕が期待していたような方向性のものは少なく、当てが外れた感じでした。
ルーセルの「アフリカの印象」のような世界を勝手にイメージしていたのですが。
アール・デコはどちらかと言うと商品(商業美術)のようなものも多いので、作品と呼べるかどうか微妙なものもあります。

話は変わりますが、以前東京藝大の教授と話していたら「藝大の先生なんて偉そうにしてるけど、作品の良し悪しなんて本当は分からなくて好き嫌いしかないんだよね。絵の良し悪しなんて実際無いのかもね。」なんて言ってました。
僕も最近、芸術作品は最終的には自分が欲しいか欲しくないかによるんじゃないかと思います。
僕の場合は、好きか嫌いかではなくて欲しいか欲しくないか、というところがポイントです。(本当に買うかどうかは別ですが。)
権威的評価や値段的価値は勿論どうでも良い話です。
どんなに高名で値段が高くても、自分がクソだと思う絵を自宅の寝室に飾りたくないですよね。
そうでもないのかな?

展覧会に話を戻します。
会場の最後に短編の映像を流していましたが、当時の前衛映画「人でなしの女」を解体してコラージュのように再構成していて、これは見る価値がありました。
前にも書きましたが、元の映画「人でなしの女」もとても変で少し良い映画ですけど、主演女優がちょっとあんまりな・・・。
ココをクリック)

展覧会全体としては★★☆☆☆
ここでの展覧会は面白くなくても古風な建物や庭園があるので、まあいいかとなります。

KS

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[2018/12/19 08:34] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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