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オットー・ネーベル展
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BUNKAMURAザ・ミュージアムでオットー・ネーベル展を見てきました。
この方はバウハウスの時代、ドイツでシャガール、カンディンスキー、クレーなどと活動をしていた人です。
その後、ナチスを逃れ、スイスに移住しました。

そういえば、このポスターもどうかするとクレーかと思いますよね。
ただ、その手法はクレーとは異なり、非常に細かい点や線の集積で描かれいます。
短い線の方向をいろいろ変えて、少しずつ色を重ねていき、最後に形を作っていくという手法です。
ふんわりした雰囲気とはうらはらに、執念にも似た根気強さと強い意志を感じます。
バウハウスは閉鎖に追い込まれ、移住先でも生活に苦労し、それでも描き続けた芸術家です。

作品の中に「イタリアのカラー・アトラス(色彩地図帳)」というのがあります。
イタリアを旅したネーベルがその美しさに心を動かされて、その土地の色だけで作った色彩構成です。
ちなみにポスターになっているのも、この色彩地図帳のひとつで、「ナポリ」です。
やはりイタリアの街にあふれる色彩は、人の心をザワザワさせるのですね。

わたしたちも遠い昔、イタリアで建築の色彩調査をしたことを思い出しました。
ヨーロッパの他の国々でも色彩調査を行なったのですが、やはりイタリアは感心するような色の組み合わせが多かったですね。
ルネッサンスの頃からの心はずむ豊かな色彩がベースにあるからでしょうか。
それとも、もっと昔から伝統的にそんな色の組み合わせがあったのでしょうか。

八百屋さんや果物屋さんの店先で、宝石のような野菜・果物を見るとうっとりしたものです。
一歩街に出れば、教会にはすばらしい絵画やステンドグラス、広場にはダ・ヴィンチの彫刻。
こういう環境で育てば、芸術的センスのいい人になるよなぁ・・とうらやましく思いました。

早苗

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[2017/12/15 08:10] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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