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天才か反逆者か 2
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横浜アソビルでのバンクシー展の続きです。

バンクシーは覆面作家なので、色々な憶測があります。
そのひとつに「バンクシーは数人いるのではないか?」なんていうのがあります。
因みにシェイクスピアについてもそんな風に言われる事がありますよね。
そちらは作品の多様性から一人のアイデアではないのではないか、ということでレベルが違いますが・・・。
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僕は展覧会を見て、逆に「バンクシーなんていないのではないか?」と感じました。
(ある意味、数人いるのと結果的に同じ事でもあるんですが・・・)
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サンダーバードの秘密基地じゃあるまいし、今の時代、有名になった個人を長期間隠すことは不可能でしょう。
(サンダーバードの秘密保持については、テレビで見ていた子供の頃でも無理な設定だと感じていましたが。)
バンクシーの場合は、少数のプロデューサーのような人達が、架空の「バンクシー」をでっちあげて事を進めているのではないでしょうか。
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時々影武者さながらに、パーカーを着て顔を隠して変な声で話をしたりね。
「バンクシーごっこ」です。
これなら見つかる心配はありません。
いないんですからね。
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ステンシルで作品を描くのも、その裏付けです。
描画のタッチを均質化できるので、器用な人なら誰でも素早く同じように描く事ができるでしょう。
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なんて思った一方で、バンクシーの主張には共感できます。(実在すればですが)
彼は基本的に体制側に対する対立軸を構築しています。
表現はシニカルですが、根は優しい正義感の強い人なのかもしれませんね???(実在すればですが)
日本ではこういう気骨のある人が絶滅してしまったのか、埋没してしまったのか、残念です。
そういえば昔は「ダメなものはダメ!」なんて言っていた人もいましたね。
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今回掲載した写真は、展示を見る前に暗い狭い部屋で見せられる映像です。
映像の内容は悪くないでしたが、来場者の人数調整弁(バルブ)みたいなものですかね。
この部屋を出た後、やっと展示会場に入ります。

続く。

KS

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[2020/04/02 08:09] | アート | page top
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