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僕らのミライへ逆回転 あるいは 君らのミイラへ逆展開
僕らのミライへ逆回転
「今年の正月に珍しく2本立てで観た映画だよね。
もう一本はアクロス・ザ・ユニバースだったね。イマイチだったけど。」
「そう言えば『僕らのミライへ逆回転』のDVD買ったでしょ。そこまでする映画?」
「日本語のタイトルが悪くて何のことか分からないし、ジャック・ブラックが悪乗りしてそうなポスターだし、全く期待していなかったんだ。」
「じゃあ何でDVDまで買うのよ。」
「みんなも映画を観ながら喜んでたじゃない。
ある男(ジャック・ブラック)が、友人(モス・デフ)の勤めるレンタルビデオ屋のビデオテープを全て消してしまうことからドタバタが始まるんだよね。」
「商品のビデオテープが消えたからって、自分で映画を撮ってそれを貸すなんて、バッカじゃないの。」
「でも、そのお金をかけずに手作りする映画がとても良かった。
出来はホーム・ビデオ以下なんだけれど、身の回りのもので代用する数々のアイディアが最高だ。」
「監督(ミシェル・ゴンドリー)の言いたかったことのひとつは、モノづくりの原点に戻れってことかしら。」
「それもあるかもね。そこから新たな道しるべを見つけられるかもしれない。」
「映画もそうだろうけれど、設計やデザインでも原点を見つめなおすことの重要性ってあるわね。
仕事が忙しいと忘れがちだけど。」
「この映画ではそういったことを示唆しているのかもしれないけれど、作品自体はなかなかクレバーな構成になっているよ。
それから、街の人達を映画に協力させて、たくさん出演させてたでしょ。」
「黒人の子供達がとても自然で楽しそうで良かったわ。
これも演技の原点っていうことかな。」
「ラストもホンワカと暖かい街の人達の雰囲気が良い感じだし、いい映画だったでしょ。」
「まあそうね。でもやっぱりタイトルが悪いかな。」
「原題は"BE KIND REWIND"だから、ビデオを返す時には巻き戻してください、ていうような意味だよ。
アホな映画から素晴らしい教訓を得たところで、もう一度観ようか。」
「エー、また観るのー。」

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[2009/11/25 15:50] | 映画 | page top
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