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女性建築家による家づくり・リフォーム展が始まりました
女性建築家による家づくり・リフォーム展が始まりました
昨日は、イナックスのショールームに集まり、搬入と展示などの準備に追われました。
今日から、10/3までの「女性建築家による家づくり展」が始まりました。
写真にあるように、女性建築家6名による作品パネルや模型の展示もあります。
私は、前に書いた10/3(土)14:00-15:30におこなうセミナーの他、9/29夕方、10/1午後に会場にいる予定です。
とても素敵な会場なので、是非お越し下さい。

SS

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[2009/09/27 09:23] | 建築 | page top
目黒雅叙園
前回、目黒雅叙園のことを少し書いたので、もうちょっと。
目黒雅叙園は、日本で最初に生まれた総合結婚式場ということらしいですが、結婚式以外ではあまり馴染みがないかもしれません。
実は、私も名前や外観は知っていたのですが、実際に行ってみたのは数年前が初めてです。
結婚式でもないのに何故行ってみたかと言うと、前回書いた百段階段見学ツァーなるものに参加したのです。
「千と千尋の神隠し」の背景(建築)には映画を観た時からとても興味があり、その元ネタだということで、一度現物を見ておきたかったのです。
奇妙な和風建築には、何となく惹かれるものがあります。
実際に行ってみて、一言で言えば「びっくり」しました。
古くからある百段階段も、前回書いた通りなかなか凄いのですが、新しい建物の内部もびっくりです。
店内は、百段階段の異様な雰囲気を引き継いだキッチュな和風サイケデリアです。(勿論、褒め言葉です。)
店内全景は、サイトや実際に行ってご覧いただくとして、トイレを紹介いたしましょう。
何故トイレかというと、トイレは商業建築をチェックする上で案外重要なのです。
お客さんをもてなす気持ちの程度が分かります。
目黒雅叙園1
上の写真はトイレ内の手洗のコーナーで、下の写真は大便器のブース入口です。
立派な扉から入ると、3畳ぐらいありそうな大便用個室になっています。
目黒雅叙園2
そしてトイレの天井が下の写真です。
これはトイレ内の通路部分ですから、どれだけ広いか分かると思います。
そしてこのデザイン、トイレだけでも入ってみる価値があります。
目黒雅叙園3
休日に行ってみて感じたのですが、結婚式に出席している人というよりも、普段着でレストランや喫茶に来られている人が目立ちました。
結論として、この異空間を日常的に楽しまない手は無い、と思いました。
気楽に気分転換に行ってみても良い感じです。

KS

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[2011/05/28 05:48] | 建築 | page top
新浦安の現状
地震による液状化が問題になった新浦安に現地調査に行ってきました。
建築家として地震直後の状況を調べるのも大事なことですが、(先日NHKで特集がありましたが)皆さんも忘れてしまいそうな今、どのように復興しているのかを調べてみたかったのです。
(阪神大震災の時も、そのようなタイミングで調査に行きました。)

この辺りでは、設計の仕事(インテリアでしたが)を幾つかしているので、気になってもいました。
液状化に関しては、首都圏で言えば千葉から神奈川にかけてのウォーターフロントにお住まい(または働いている)方々にとっては他人事ではないと思います。

新浦安といってもあまり馴染みの無い方もいらっしゃると思います。
京葉線で言えば、ディズニーランドのある舞浜の隣の駅です。
この駅から東京湾に向かって太い立派な道路が続いています。
この道を海側に進んで行くと戸建の住宅地、そして古い堤防跡(今となっては何か怖いですね)を越えると、そこから中高層のアパート群が建ち並んでいます。
曲がった電信柱などが直されているので、見た目には問題が無くなったように思いますが、歩きながら良く見ると「ちょっとこれは」という気持ちになります。

特に問題だと思ったのは、堤防跡から海側の中高層アパートの建ち並ぶ地域(新しい埋立地)です。
大きな建物は杭があるので良いのですが、周囲の地面が50cm程度下ってしまっています。
ですから、建物が地面から浮いたように見えるのです。
下の写真では、そのズレを土嚢で隠しているようです。
新浦安1
全ての建物がそうなっている訳ではないのですが、多くの建物が浮き上がったような印象です。
杭を打っていない階数の少ない建物は、建物自体が斜めに不同沈下していて無人でした。
そう言えば、道路も波打っています。
要するに、町全体が埋立地なので、広い範囲の地面が液状化し不同沈下してしまったのです。
建物の出入り口の高さが道路と合わなくなってしまい、新たにスロープやステップを付けているものも多く見られました。
新浦安2
新浦安3
さて、せっかくなので東京湾まで通じる立派な道を最後まで歩いてみました。
道の終わりに小奇麗な公園が作ってあるのですが、舗装した地面が地割れを起こしていて、立ち入り禁止でした。
新浦安4
帰りに古い堤防跡から駅側の戸建住宅地を歩いてみました。
この辺は何も無かったのかな、と思ったのですが、所々地面が割れていました。
よく見ると、建物が幾つか不同沈下して斜めになっていました。
鉄筋コンクリート造の戸建住宅が大きく傾いているのにはショックを受けました。

結局、各々の建物が弱かったというよりも街全体が弱かった、というとんでもない話なのです。
それも、人工的に作った土地で起きた問題です。
いったいどうしたら良いのでしょう。
時間と金をかければインフラや道路を直すことはできます。
しかし、根本的な危険を無くすことはできないのです。
再び地震がくれば液状化するでしょう。
原発の問題もそうですが、地震国における安全性の追求というのは、生半可な気持ちでやっていては取り返しのつかないことになるのだ、と痛感しました。

KS

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[2011/07/14 10:19] | 建築 | page top
便所・便所・便所
便所
春先から北品川で、ガイア・アソシエイツで設計した住宅の工事監理をしています。
工事監理とは、建物が図面通り施工されているかチェックしたり、施工上の問題点・未決定事項などを建設会社の現場監督と打ち合わせたりすることです。
現場は品川駅が近いと思っていたのですが、大崎駅にも近いことがわかりました。
品川駅前はゴミゴミしているので、最近はもっぱら大崎駅から現場にいっています。
大崎駅前からゲートシティプラザを抜けていくと近いことに気がつき、昼食や喫茶にもよく利用するようになりました。
大きな室内の吹抜広場があって気持ちが良いのです。
レストランも、インド、タイ、韓国など私の好みの料理屋があります。
長く通っていると、いろんな発見がありますね。
このようなことでも無ければ、行くことも無いかもしれない場所に詳しくなったりすることも、設計の面白さです。

何でこんなことをだらだら書いているかというと、ゲートシティプラザの便所のことをお知らせしたかったのです。
男子便所の小便器の話なので、女性には直接関係ありません。
小便器というと、単に並んでいるだけで、隣との隔て(目隠し)は無いことが多いですよね。
ここの便所は、写真のようにしっかりとした厚みのあるコーナーになっていて、小便をしているととても落ち着きました。
隔てがあるケースは他でもあるのですが、形ばかりの小さなものが多く、寸法がちょうど良いことがあまり無いのです。
(写真の黒い格子は飾りなので無くても問題無いと思いますが、隣に対しての心理的な区分になっています。)
隔てはタイルで仕上てあり、幅も太いので見た目にもリッチな感じがしました。

以前、目黒雅叙園の不気味なほど豪華な便所をご紹介しましたが、何気ないこんな便所でも小さな工夫でとても快適になるのですね。

蛇足ですが、女性の設計者がデザインした男子便所はイマイチだ、と感じることが時々あります。
魅力の無い小便器を選んだり、小便器廻りのデザインが特に・・・。
当たり前なのですが、使わないしあまり見たことが無いからよく分からない、ということなのですね。

KS

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[2011/07/26 13:42] | 建築 | page top
駅は暗いのか?
震災後、東京は節電で、色々な公共施設が暗くなっています。
照明の電球が間引きされているのですね。
けれども、いろいろな人に話を聞いてみると、評判はそれほど悪くないようです。
駅はほの暗く、何となくヨーロッパのようです。(似ているのは明るさだけですが)
地下鉄は地下にいる実感があります。
デパートやスーパーは、空間に光の抑揚が生まれ、かえって高級感が漂っています。
今までが均質的に明るすぎたのでしょう。
案外、これからもこんな感じで続けていったら良いかもしれません。
危険を感じない程度の光の抑揚と、自然光の有効利用です。
テレビでは、銀座などの繁華街を歩いて、こんなのは銀座じゃない、みたいなことを言っている照明の専門家がいましたが、発想が古いですね。

IMG_2918.jpg
写真は電車の駅通路です。
実は、駅には自然の光を取り入れる工夫がたくさんなされているのです。
これまでは日光に負けないようにギラギラと照明が点いていたので気がつかなかったのです。
このように余分な照明を消すと良い雰囲気ですよね。
但し、看板などで窓が塞がれている駅もあります。
これからは、邪魔な看板を取り払って、窓を磨いて十分に日光を入れましょう。
建築も、せっかくの工夫も運用次第で台無しになってしまいます。

駅が適正な明るさになると、駅構内のコンビニなどの店が明るく浮いていますね。
電球を間引きしているようですけれど、それでも明るすぎるのです。
店を明るくすると売れる、という迷信?があるのでしょうか。

以前、照明器具メーカーの営業マンにこのようなことを聞いたことがあります。
照明計画をする場合、暗いとクレームがくるけれど、明るくてクレームがくることは無いそうです。
だから、どうしても照度を明るめに計画をしてしまうのだそうです。
その実感は私にもあります。
だから日本は必要以上に(照明だけは)明るい国になってしまったのかもしれません。

喉もと過ぎて、また公共施設が明るくなっているぞ、という不満も耳にします。
ポーズだけではだめなのです。
電気については、これからも持続的に多岐的に考えていかなければならないと思います。

KS

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[2011/08/31 08:31] | 建築 | page top
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