HANAKOの1/22号(NO.1079)をご覧ください
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マガジンハウスの雑誌HANAKOの1/22号ガイア・アソシエイツで設計したコシ産婦人科医院が紹介されています。

コシ産婦人科医院は東横線の白楽と東白楽の間の住宅地にある医院です。
元々定評と人気のある医院でしたが、改修をしたことで、よりアメニティーが高まったと思います。
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誌面は「女性にやさしいクリニックガイド」として一医院一ページの紹介ではありますが、良く見ると他の医院とは一味も二味も違うことがお分かりになると思います。
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ぜひご覧ください。

そのうちこのブログでもじっくりと紹介させていただこうと準備しております。

KS

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[2015/01/17 07:48] | コシ産婦人科医院 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
コシ産婦人科医院 1
今回からガイア・アソシエイツで設計したコシ産婦人科医院を紹介していきます。
このプロジェクトは今も継続中ですが、今までにできた部分を順を追って説明していきます。

コシ産婦人科医院は横浜の白楽にある産婦人科です。
今の院長の親の代からの医院で、地域に根ざしてとても人気があります。

建物は、大きく分けて本館である2号館、病室等のある1号館から成っています。
医院としてはとても広い敷地にあり、起伏に富んだある意味魅力的なロケーションです。
次の写真の煉瓦風の建物が1号館です。
1号館は比較的新しい建物です。
写真右側に細い坂道があり、そこを登っていくと1号館入口、奥に2号館があります。
1号館既存外観
奥の白いタイルの建物が2号館です。
手前の茶色い建物が先程の1号館で、外部の庇でつながっています。
2号館既存外観
2号館は30年以上使っているので、内装の老朽化もそうですが、間取りなども今の治療にだんだん合わなくなってきていました。
次の写真は、改修前の2号館待合です。
今の目から見ると、デザインも垢抜けなくなっていました。
2号館既存待合
ということで、比較的新しい1号館を含め、抜本的に医院を考えようということになりました。
続く。

KS

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[2015/07/10 13:54] | コシ産婦人科医院 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
コシ産婦人科医院 2
ガイア・アソシエイツで設計したコシ産婦人科医院の続きです。
ブロックプラン
医院の設計を進めていくにあたり、闇雲にプランを提案するのではなく、2週間に1回程度、院長と主だったスタッフとミーティングをしていくことにしました。

基本的に改修工事なので、外壁、柱、階段、構造上必要な内壁などはそのままにしながら、ブロック・プランと言われるものを毎回作成しました。
ブロック・プランとは、丸と矢印などで大雑把に部屋の配置や関連性、動線などを表したものです。
上のスケッチのようなものを毎回提出し、それに基づいてみんなで打ち合わせました。
打ち合わせた内容を新たなブロック・プランとし、次回に打ち合わせる、という作業を繰り返しました。

基本的な計画から設計完了まで、10ヶ月をかけましたが、その甲斐はあったと思います。
ミーティングをしていく過程で、色々な案が浮上したり、変更になったり、立ち消えたりしました。
最終案は、案外既存のものに近い部分もありました。
けれど、それは院長・スタッフ・設計であれやこれやと考えた結果なので、良かったのではないでしょうか。
もし簡単にプランを決めて作っていたら、後悔の多いものになっていたかもしれません。

今回の場合、スタッフの方々にも意見を沢山出してもらっています。
それによって、教科書的な間取りの医院ではなく、現場サイドからみても使いやすいものになっているはずです。
また、その医院のもつ特殊性(今回の場合は2棟に分かれているなどなど)も十分加味されています。

さて、建築は機能性だけで成り立っているものではないですね。
医院だったら、患者にとっての高い快適性も望まれます。
勿論それ以上の魅力があればより良いですよね。
それについては次回・・・。

KS

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[2015/07/15 06:54] | コシ産婦人科医院 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
コシ産婦人科医院 3
ガイア・アソシエイツで設計したコシ産婦人科医院の続きです。

さて、どんな医院にするか。
デザイン的な話です。
好みは人それぞれだ、と言えば終わってしまうので、悩ましい問題です。
最近は、さすがに白い無味乾燥な病院は減ってきましたね。
けれど、判で押したように、ちょっとウッディーで家庭的な(それもハウスメーカーの家のような)インテリアの病院が増えているように思います。
日本では、右ならえ右的なデザインがすぐに横行します。
患者も家にいるような雰囲気なら和む、とでもいうのでしょうか。

当たっているようだけれど、そうとも言えない。
ましてや産婦人科は将来の夢のためにくる病院でもあります。
勿論、そういう患者ばかりではないでしょうが、前向きな気分になれるものが良いように思いました。
(私自身、癒しとか和みとかゆるいとか好きな言葉ではないのですよ。)

ということで、巷に無い医院を提案することに決めました。
今回は改修で外観は変えないので、内部空間によって医院の方向性をハッキリと示せればと思いました。

RIDE THE TIGER
デザインのインスピレーションはBOO RADLEYSから。
(ちなみにブー・ラドリーはハーパー・リーの「アラバマ物語」で子供達を守る、正体がはっきりしない男の名前ですよね。)
WISH I WAS SKINNY
BOO RADLEYSはイギリスの90年代のサイケデリック・ロック・バンドです。
I HANG SUSPENDED
なんで? なんで?
BOO! FOREVER
こんなことに理由はありません。
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医院のデザインを考えていたら、BOO RADLEYSの音楽とジャケットが次から次と浮かんできたのです。
ADRENALIN.jpg
こんな医院、できたらきっと楽しいですよね。

よい子が産まれそうです。
続く。

KS

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[2015/07/30 06:12] | コシ産婦人科医院 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
コシ産婦人科医院 4
<ガイア・アソシエイツで設計したコシ産婦人科医院の続きです。
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今回は、何となく真面目なデザイン・イメージの説明

医院のコンセプトは「生命エネルギー」
妊婦は自身の中で別の生命が育っていく神秘を体験する
その新たな生命は、魚から哺乳類までの進化の歴史を体内で体験する
病気の人も、自分には命があって生命エネルギーを持っており、自然治癒力がある
そういう生命の不思議、生命のエネルギーを空間デザインのテーマとする
生命は互いに影響しあい、相互に結びつきながら多様な生態を繰り広げている
それらをメタファーとし、現代的な素材・色彩に置き換えて表現する
多様なデザインモチーフ
多様な色彩
多様な空間

世界にひとつだけのオリジナルなデザインの構築により他との差別化
一度訪れた人が決して忘れない病院
待合で待っている間に「何だか不思議に元気が出てきた」と思える空間
他の部分も見てみたくなる期待感

建築を作るとき、建築家は何かと説明をします。
けれどいくら解説しても、できた建物にデザインの説明書きが付くわけではないですからね。
そういうことを感じてもらえるかどうかは別の話です。
身も蓋もありませんが。
最近はそう思います。

ところで、上の写真は、デザイン・イメージを説明する時に提出した「デザインのかけら」のパネルです。
実は、この簡単なパネルが今回のデザインを説明しきっていると言えるかもしれません。

ちょっと観点が違いますが、ジャック・フィニィが小説「ふりだしに戻る」の中で言っています。
「ライト兄弟はなぜ飛行機をつくりたがったと思う?
スチュワーデスに仕事をあてがうためか?
それともベトナムを爆撃する方法をわれわれに与えるためか?
違う。
彼らがほんとうに心にいだいていたのは・・・・・」
続きは本を読んでみてください。

次回からは医院のできあがった様子を紹介いたします。

KS

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[2015/08/15 13:12] | コシ産婦人科医院 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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