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RUE FAVART
仕事の帰り道、恵比寿の「リュ・ファヴァー」という一軒家ビストロに寄って昼を食べました。
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ほとんどが女性客(おばさん多し)という事からも予想できましたが・・・
ビストロなので料理自体は手頃な値段ですが、量は少ないでした。
味は良いのですが、肉料理と魚料理とでボリュームが全然違うのも反則じゃないかと。

まあ、そんな事はどうでも良くて、ここで取り上げたいのは内装。
一軒家と書きましたが、木造3階建ての小さく古い建物です。
住宅などからの転用か、という雰囲気です。
最近こういった店、増えてますね。
画一的なチェーン店なんかに負けずに頑張ってほしいものです。

今回3階で食事をしたので、店の客席全てを見てまわる事ができました。
そして特筆すべきは内装、特に壁・天井に描かれた絵でしょう。
中でも3階は巨大な昆虫が描かれているので、重く毒々しい色彩と相まって、暑苦しい。
そして緞帳のようなカーテンも掛かっているので、雰囲気がより濃厚です。
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何が言いたいか、というと「最高な雰囲気だ!」という事です。
デヴィッド・リンチの世界からエロチックな毒を抜いて若干無邪気にした感じでしょうか。
オサレな雰囲気で女性客に媚びよう、という意識が希薄なのが高得点です。

となると、客の方がインテリアに合っていない事に気が付きました。
昼間、晴れた日に営業しているのもイマイチですね。
(陰鬱な曇天の日と深夜だけ店を開けてほしい。)
お店は1階でケーキなんかも売っていて自由が丘的健全さなんですが、そのギャップもちょっと・・・。
店員ももう少し「不気味」な感じだといいですね。
(中にはちょこっとそういう人もいましたが・・・プロ意識に欠けるダメダメウエイトレスもいました。)

参考までに2階はこんな感じ。
図柄は大きくて重苦しいですが、毒々しさは抜けています。
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店は恵比寿ガーデンプレイスのすぐ近くです。
外観は小汚げですが、中を覘いてみてください。

KS

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[2020/04/05 07:44] | 建築 | page top
天才か反逆者か 2
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横浜アソビルでのバンクシー展の続きです。

バンクシーは覆面作家なので、色々な憶測があります。
そのひとつに「バンクシーは数人いるのではないか?」なんていうのがあります。
因みにシェイクスピアについてもそんな風に言われる事がありますよね。
そちらは作品の多様性から一人のアイデアではないのではないか、ということでレベルが違いますが・・・。
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僕は展覧会を見て、逆に「バンクシーなんていないのではないか?」と感じました。
(ある意味、数人いるのと結果的に同じ事でもあるんですが・・・)
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サンダーバードの秘密基地じゃあるまいし、今の時代、有名になった個人を長期間隠すことは不可能でしょう。
(サンダーバードの秘密保持については、テレビで見ていた子供の頃でも無理な設定だと感じていましたが。)
バンクシーの場合は、少数のプロデューサーのような人達が、架空の「バンクシー」をでっちあげて事を進めているのではないでしょうか。
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時々影武者さながらに、パーカーを着て顔を隠して変な声で話をしたりね。
「バンクシーごっこ」です。
これなら見つかる心配はありません。
いないんですからね。
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ステンシルで作品を描くのも、その裏付けです。
描画のタッチを均質化できるので、器用な人なら誰でも素早く同じように描く事ができるでしょう。
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なんて思った一方で、バンクシーの主張には共感できます。(実在すればですが)
彼は基本的に体制側に対する対立軸を構築しています。
表現はシニカルですが、根は優しい正義感の強い人なのかもしれませんね???(実在すればですが)
日本ではこういう気骨のある人が絶滅してしまったのか、埋没してしまったのか、残念です。
そういえば昔は「ダメなものはダメ!」なんて言っていた人もいましたね。
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今回掲載した写真は、展示を見る前に暗い狭い部屋で見せられる映像です。
映像の内容は悪くないでしたが、来場者の人数調整弁(バルブ)みたいなものですかね。
この部屋を出た後、やっと展示会場に入ります。

続く。

KS

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[2020/04/02 08:09] | アート・美術展 | page top
TOKYO 2020
TOKYO 2020

東京オリンピックが延期になりましたね。
世界の状況を見ると、2年以上延期しないとダメな感じもしますが。
ピンチヒッターのロンドン(?)にならなくて良かったというべきか。
(ロンドン自体も戯けた事を言っている場合じゃなくなっています。)

という事で、「TOKYO 2020」の最後の「0」に貼る「1」か「2」のシールを販売すれば売れると思ったのですが・・・。
延期になっても「TOKYO 2020」って呼ぶそうな・・・何で?。

経済的都合でそういう風に決めると、後で変な事になりそうです。
「東京オリンピックっていつあったんだっけ?」「2020は違ったんだっけ?」「そう言えばその年は悪い事があったような?」ってね。
政府は何を決めるにも、自分たちの都合や周りの利権を最優先しているようで。

家族は「後で価値が出るかも!」と中止になった聖火リレーの記念切手を購入していました。
(郵便局の窓口の人は意外な顔をしながら喜んでいたそうですが。)
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まさかこういうのもそのまま延期後に使う作戦なのかな。

KS

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[2020/03/30 07:56] | 出来事 | page top
天才か反逆者か 1
バンクシー展
横浜アソビルでバンクシー展を見ました。
バンクシーの展覧会は幾つかやるようだし、どれも「本人の公認ではない」とのことなので、どうしようかと思っていました。
が、世間のコロナ君による臨時休業などお構いなしに、展覧会が(バンクシー的に?)強行されていたので行ってみる事にしたのです。
入場は時間制なのですが、列ができていてかえって逆効果という感じもありました。
東京や神奈川で外出自粛要請が出たのでぎりぎりセーフ?

バンクシーは日本でも少し有名になりましたが、基本的には「覆面のグラフィティ・アーティスト」で、簡単に言えば「誰だか分からない町の落書き屋さん」です。
日本にも彼の落書きがある、という記事はウェブサイトでも見つけられますが、本物かどうかは・・・。
(描画にステンシルを使うのでマネしやすいのです。)
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今回の展覧会について・・・バンクシー本人は文句を言っているようですが・・・
バンクシーの描いた落書きを勝手に剥がして展示してお金を取っているなら問題なのかも・・・。
でも他人の建物なんかに勝手に描いたものにバンクシーの権利はあるのか・・・。
販売した作品であれば、その展示に本人の公認なんて関係ないと思うし・・・。
文句を言っている、というのも裏があったり・・・。

ちゃんとした会場で、綺麗に額装されたバンクシーの作品をかしこまって鑑賞するのも妙な感じです。
本人はそういうアカデミズムまがいな事も嫌なのではないでしょうか。
一筋縄でいかないイギリス人(?)みたいなので。

僕は大分前に彼の映画を見ました。(以前のブログ記事はココをクリック)
映画は映画で肩透かしのような内容でした。
アカデミー賞ノミネートなんて嘘でしょう❓❓❓
(そんな賞欲しくなかったかもしれないけれど。)

さて肝心の展覧会ですが・・・
行ってみたら何事もなかったようにやってましたが、なんとここも明日からは暫く休館になるようです。
バンクシーも陥落です。

続く。

KS

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[2020/03/27 08:23] | アート・美術展 | page top
ファンタスティック・プラネット
ファンタスティックプラネット
念願の映画「ファンタスティック・プラネット」を見ました。

突然何だ、と言われるかもしれませんが、なかなか見るチャンスのない作品だったのです。
フランス人ルネ・ラルー監督の1973年のアニメ映画ですが、60年代から制作にかかっていたようです。
なのでサイケデリックでヒッピー的な味わいもあります。

内容は、巨大で青いドラーグ族と小さくて人間みたいなオム族の争いです。
僕は、なぜか人間よりも青いドラーグ族に親しみを感じました。(上のパッケージ参照)

けれど、ストーリーなんかはどうでもよくて、その異様でのどかな映像世界に惹かれました。
アニメーションの独特なタッチは、セルを使ってない(らしい)からかもしれません。

一言で(軽はずみに)言えば、ヒエロニムス・ボス meets イエロー・サブマリン???
説明は難しいけれどお勧めです。
ただし、女性と見るんだったら美術系の人を誘うのが無難でしょう。

因みにカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞しています。
関係ないけれど、宮崎駿君も影響を受けた(?)ということらしいです。
(あっそ。)

KS

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[2020/03/23 08:03] | 映画 | page top
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